最近、苛立ちスイッチが入りやすくなってきたので、自己メンテ。
落札したセイコーエルニクス、本日、無事到着。ガラスが傷だらけだけど、まぁ安かったし。
グリーンの文字盤とカレンダーの日本語表記を21世紀に手に取ったときに発せられる時代感。そして「ゼンマイ→クオーツの狭間にほんの数年だけ輝いた」という電磁テンプ時計、というエルニクスの出自。70年代負け犬論者の俺としては、この侘しさがたまらなくカワイイ。
文字盤裏のナンバーをチェックすると、俺が生まれた五ヶ月後の生まれと判明。勝った、エルニクスに勝った、俺は。
「ハウルの動く城」を毎日薦める人がいるので、見ようかな、と思い、間違えて「ワイルド・スピード×2」を見た。っつうかブーブーでバオーン!ってゆうのが見たかった。なぜなら自分にはできないから。
デヴォン青木が超カワイかった。シンシティも観よっかな。
アメリカ人のアジアン・ビューティー観が日本人が女性に求めるナチュラルなカワイサとズレている、というのはよく言われるところだが、デヴォンのルックスは細い釣り目、というアメリカ的ステロタイプアジア観と、日本人的な小悪魔カワイさが両立してました。
ピンクのS2000のカーナビ液晶にアニメのギャル映像、というセッティング(デヴォン自身の発案らしい)がキュートで、脇役なのに、異様にキャラ確立。
死ぬほどどうでもいいストーリーなのに、レース/チェイスシーンにはしっかりストーリーが潜んでるあたりが、己を知っていてステキな映画でした。
しかしタイリース、音楽とキャラ違うなー。デヴォンの彼氏役はリュダクリス。しかしこの際どうでもいい。

Moody Bluesの71年作「Every Good Boy Deserves Favour」を聴く・・・ってムーディーブルースってまだ現役なのかよっ!
オーケストレーションに包まれたプログレッシブロック・・・とは言っても、精神を刻まれる系ではなく、優しく包み込まれる系。
どのくらい優しく包まれ系かというと、美しいコーラスワークに、久しぶりにカート・ベッチャーを聴きたいと思わされるほど。・・・時代、ですかね?

ブリティッシュのプログレッシヴバンドとアメリカは西海岸のソフトロック・ゲイ(←本人に会った長門芳郎がゲイ丸出しだったって書いてたもん)は、遠く離れた場所で同じ御伽噺スピリッツを持っており、その頃日本ではセイコーが、クオーツの波が押し寄せることなど知りもせずに、エルニクスをせっせと作っていたわけだ。
まぁ21世紀に必要ないけど、あったらあったでステキなものたちだよ・・・と綺麗にまとめようとして、俺は今日「ワイルドスピード2」じゃなくて「バニシング・ポイント」を観るべきだった、と気付く。
いや、21世紀もステキだしぃ。・・・温厚な冬を過ごします。
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